2010年01月20日

【寒蛙(かんがえる)と六鼠(むちゅう)】論説委員・長辻象平(産経新聞)

 ■能と古武術と宇宙開発

 地球暦2010年を迎えた。今年は、宇宙開発の世界で大きな変化と出来事が次々起きる。

 その第1は、国際宇宙ステーション(ISS)の完成だ。1998年から宇宙での建設が始まったISSは、今年の秋に全部の組み立てが完了する。世界15カ国が参加した計画だ。開始から12年。ついにサッカー場ほどの巨大構造物の細部までが出来上がる。

 ISSの中枢部を構成する日本の実験棟「きぼう」は、昨年7月に完成しており、12月末から野口聡一宇宙飛行士が滞在中だ。

 野口さんは、今年の初日の出をISSから眺め、元日を宇宙で迎えた最初の日本人となった。

 3月には、山崎直子宇宙飛行士がスペースシャトルでISSに行き、野口さんに合流する。2人の日本人の同時宇宙滞在も初めてのことである。常時、日本人が宇宙にいるのが普通のことであるという時代の始まりだ。

 だが、このスペースシャトルもISSの組み立て完了を機に、今秋引退する見通しだ。それが第2の大変化である。世界の宇宙開発の象徴的存在であったシャトルが30年の歴史に幕を下ろす。

 シャトルの引退後、人を乗せられるのはソユーズ宇宙船のみになる。米国も日本もロシアに頼まなければ、宇宙飛行士をISSに送れない。今後5年間はロシアの独壇場という状況が続くだろう。

 宇宙船として、ソユーズとスペースシャトルは、対照的なシステムだった。使い捨てと再使用という方式の差もさることながら、シャトルには航空機の、ソユーズには潜水艦の技術思想があったともいわれる。現にソユーズ宇宙船は潜望鏡を装備している。

 ともあれ、ソユーズは1967年に登場して以来、基本的な構造を変えていない。旧式なのだが、技術は熟成し、それが強みになっている。その「コンスタントな打ち上げ能力」には、米国が常々一目を置いてきた。

 価格も安い。最近のシャトルは老朽化による機体の補修費用が膨らんで1回の打ち上げに850億円前後を要しているが、ソユーズは60億円ほどしかかからない。

 結果として、1961年のガガーリンの有人飛行によって始まった宇宙開発競争の50年レースを走りきったのは、旧ソ連・ロシアのシステムだったのだ。

 宇宙開発にかぎらず、国際競争や協力の舞台において意味を持ち、評価されるのは、独自性であろう。各国が独自の文化に根ざした技術を持つことは、開発力の多様性にもつながる。

 現在、宇宙に滞在中の野口さんは、古武術家の甲野善紀さんに技の基本を学ぶなどして日本の伝統文化を身に付けている。地上とは勝手の異なる無重量空間で、困難な組み立て作業を手堅くこなす高度な技術は、古武術や能の所作に支えられたものなのだ。米露の宇宙飛行士を瞠目(どうもく)させている。

 独自技術の重要性ということでは、日本が開発し、昨年デビューした無人宇宙貨物船「HTV」も価値ある存在だ。日本の考案した新たなドッキング方式で、ISSに食料や資材を届ける。

 小惑星探査機「はやぶさ」もすごい。7年に近い過酷な宇宙の長旅で満身創痍(そうい)になりながら、そのつど立ち直り、けなげに6月の地球帰還を目指している。これも独自技術の醍醐味(だいごみ)だ。

 金星探査機「あかつき」も5月の出発準備を急いでいる。

 宇宙で文化と個性の輝きが求められる時代である。

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<野良猫>競輪場バンクに侵入 対応に苦慮(毎日新聞)

 福岡県久留米市の久留米競輪場のバンク(コース)に野良猫が侵入し、選手の練習が中断するなどの支障が出ている。時速約70キロで疾走する競技用自転車にブレーキはなく、衝突すれば転倒は免れず、選手の生命が危険にさらされるという。運営する市は猫の捕獲・殺処分を検討したが、動物愛護団体が中止を求めたため、対応に苦慮している。

【猫といえば】こちらは執行役員のたま

 市競輪事業課によると、競輪場周辺には以前から野良猫が住み着いていたが、2、3年前から数が増え始め、現在50〜60匹いるという。えさを与えたり、猫を捨てたりする人が後を絶たないことが原因らしい。

 バンクは高さ2〜3メートルのフェンスで囲まれているが、継ぎ目などにすき間があり、猫は容易に侵入できる。レース直前に選手が入退場する「敢闘門」に猫が近づき、職員が追い払うこともあるという。

 練習中にも猫がバンクを横切るケースも。危険を回避するため、選手たちが一斉に声を掛け合って走行を中断することもしばしばだ。日本競輪選手会福岡支部長の藤田剣次選手(32)は「練習に集中できないし、転倒してけがでもすれば仕事(レース)ができなくなり収入は減る。重大な問題」と話す。

 選手会は昨年8月、市に対し、危険性を訴えるとともに野良猫の排除を要望した。市は捕獲・殺処分を検討したが、動物愛護団体「くるめ動物応援団」(本部・久留米市、木村文一代表)が中止を求め、不妊手術などの対策を提案した。

 これを受け、市は猫の侵入を防ぐためにフェンスのすき間を金網で埋め、バンクに近づく猫の追い払いを徹底。さらに、えさを与えないよう呼び掛ける文書を場内で配布した。里親探しも始め、これまで子猫約10匹が職員や選手にもらわれている。

 市の担当者は「冬になって猫は少なくなったが、繁殖期の春になると心配。選手の安全を確保するための抜本的対策が必要なのだが……」と頭を悩ませている。【松尾雅也】

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